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【004】  武田 雅人 初段  <第15回全関東空手道選手権大会入賞者レポート>
--  準優勝  --
    2007.07.21

7月8日、東京武道館にて開催された第15回全関東空手道選手権大会に、昭島道場から 武田 雅人 初段が出場し、準優勝を納めました。
武田選手の大会出場レポートをお届けします。



はじめに、第15回全関東大会出場を決めた経緯をお伝えします。
6月に行われた第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会で敗退してしまい、11月の第9回世界大会に出場できなくなってしまったのがきっかけでした。
全関東大会出場の申込締切が、ウェイト制大会の翌日だったので、敗退のショックで正直迷っていた部分もありました。ただ自分の中で、「ひょっとしてこのまま終わってしまうのではないか」という不安や焦りに近い気持ちが強く感じられ、出場を決意しました。

ウェイト制の結果が出てから全関東大会までは、1ヶ月。
あっという間に試合当日が迫ってきました。それにもかかわらず、「ウェイト制」を照準にしていただけに、自分にとっては敗退のショックから抜け出せな気持ちが心のどこかに燻っていました。そのような中で全関東大会まで約一週間となった日、三軒茶屋道場での選手稽古中に不覚にもアバラを負傷してしまいました。大袈裟かもしれませんが、不慮の怪我を負った日から試合当日まで「もしかしたら、この試合から生きて戻ってくることはないかもしれない」とも思いました。
反面、逆にそのことで腹をくくることができました。ウェイト制大会の時のように「自分の全てを出し切れなかった」という悔いが残る結果では終わりたくないとの想い。最後の一秒まで喰らいつくことを今回出場の課題の一つとしました。負傷を境に気持ちを切り替えることができました。怪我に対する恐怖感はもちろんありましたが、それと同時に、はやく試合をしたい気持ちが日々強くなっていったことを憶えています。「戦いたい」、「暴れたい」。そんな気持ちが高まる中で、試合当日を迎えました。

初戦の相手は、ウェイト制大会でベスト16の実績を持つ永田真也選手でした。大会第1試合目だったので若干動きが硬く、相手の左右に回りこみながら攻撃を加えることに多少やり辛さも感じましたが、突きで前に圧力をかけつつ下段廻し蹴りを的確に当て、本戦判定勝ちをすることができました。

第2回戦は、第17回および第19回全日本ウェイト制空手道選手権他機会の重量級で準優勝をしている徳元秀樹選手との対戦です。実力があり、かつ実績を残している選手との対戦では、これまで一度も勝ったことがなかったので、この大会ではここが一つのマイルストーンだと思っていました。
これまでの経験から、自分よりも大きい人と対戦した場合には、打ち合いに拘りすぎるあまり身体が正面を向いて固まってしまい、手数が出なくなるというパターンで敗退していたので、今回は相手の正面に立たずフットワークを工夫して、攻撃を加えたら必ず距離を保つ戦法を徹底しました。大きな相手に対し、意地を張らずに「試合に勝つため」に拘ったこの戦法はとても効果的で、本戦、延長と引き分け。体重判定で勝利を納めることができました。本心は、打ち合いに勝って相手にダメージを与えることで勝利を得たかったのですが、何よりも「試合の結果」を優先しました。ただ、この試合での勝利が、かなりの自信につながったことも事実です。

第3回戦は、昨年の茨城大会軽量級チャンピオンの上岡晃選手。準決勝は、数年前の城西カップで対戦して敗退した大谷選手。共に、勝利を納めることがでました。

決勝戦は、昨年のウェイト制大会ベスト4、かつて関東練成大会での対戦で敗れたことがある小沼隆一選手が相手でした。序盤から打ち合いの展開。膝蹴りと下段廻し蹴りを軸に攻めるつもりでしたが、相手にうまくポジションを取られ、徐々に試合の流れを握られてしまいました。最終的には、身体が正面を向いて固まってしまい手数が出ず、本戦判定負けという結果になりました。
自分の一番悪いところが出た試合でした。準決勝まで、順調に試合を進めることができましたが、最後の最後、決勝戦でその悪い癖が出てしまいました。それがとても悔しく残念であり、心に刻まれると同時に、今後自分が必ず克服しなければならない課題であることがしっかりと認識できました。結果的には準優勝で課題も残りましたが、実力があり実績を残している選手との試合で「結果」を出せたという経験は、本当に自信になりました。

試合に勝てるようになったり強くなったと実感できると凄く嬉しく、もっとがんばろうと思えるものです。そこまでの道のりで挫折しそうになったり、道場への足が重くなる事もあるでしょう。しかしその挫折を乗り越えることができれば、人間的にも空手家としてもひと回り成長できると思います。皆様がそのような実感を得られるように、自分も及ばずながら精一杯指導して参りたいと考えていますので、道場生の方々は、これからも頑張って稽古して、自分よりも少しでも強い身体、強い心を目指していきましょう。

最後になりましたが、このような結果が出せたのも、田口支部長をはじめ、真銅先生、近藤会長、長嶺会長、当日試合に出場していたにも関わらず自分のセコンドについてくれた新妻さん、昭島道場で日々一緒に稽古していただいている先輩後輩の皆様、当日応援していただいた皆様のおかげだと思っております。名前を上げるときりがないのですが、本当に周りの全ての方々に感謝したいと思います。皆様のご期待に応えるべく、来年の全日本ウェイト制大会、全日本大会、4年後の世界大会での優勝を目指して、これからも努力、精進してまいりたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。

押忍

武田 雅人

【003】  武田 雅人 初段  <第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会出場直前レポート>
2007.05.26

来たる6月9〜10日、大阪府立体育館にて開催される第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会に、昭島道場からは 武田 雅人 初段が出場します。初出場の第38回全日本空手道選手権大会では、全日本2連覇となるチャンピオン 内田 義晃 選手が延長戦まで戦った唯一の日本人選手として、各方面から評価が高まっており、今後の活躍が期待されています。

以下、大会を目前に控えた 武田 雅人 初段との一問一答です。


武田 雅人 初段PHOTO現在の調子は?

絶好調です。これから試合に向けて調整していきますので、さらに調子があがると思います。

普段の練習で心がけていることは?

強い気持ちを持って、全力でやることです。

好きな稽古は?

基本稽古です。

嫌いな稽古は?

特にありません。

昨年の自分と今年の自分で一番違う点は?

昨年までよりもどうすれば強くなるかを考えるようになり、高い意識を持つようになりました。

今大会の目標は?

優勝です。

応援してくれる皆様にひと言

皆様の応援に応えるべく、優勝して世界大会に出場しますので応援、よろしくお願い致します。



【プロフィール】

氏 名

武田 雅人

空 手 歴

6年6ヶ月

段 位

初段

出 身 地

東京都 小平市

身 長

174cm

体 重

75kg

血 液 型

B型

趣 味

親孝行

特 技

貯 金

好きな食べ物

ラーメン

好きな言葉

やる時はやる

【主な戦績】

城西地区新人戦

優勝

関東練成大会

軽量級 3位

琵琶湖杯

軽量級 優勝

城西地区ウェイト制選抜

中量級 3位

関東練成大会

中量級 優勝

第38回全日本大会出場

【002】  小林 龍太 初段  <第9回極真祭入賞者レポート>
--  全日本中学生軽量級 準優勝  --
    2006.11.30

ワールド空手11月号でも紹介された小林親子。父親の小林 鉄馬 初段は、残念ながら負傷欠場となりました。息子の龍太 初段は、惜しくも優勝は逃してしまいましたが、準優勝を納めました。
以下、小林 龍太 初段からのコメントです。


小林 龍太 初段PHOTO

まず、京都に来てくださった皆様、ありがとうございました。
今回の大会は、中学生最後の試合ということで、自分にとっていい大会になればいいなぁ、と思いました。そして極真祭との同時開催で、前回優勝している父と出場できると知って、正直、すごく嬉しかったです。親子で黒帯、同じ大会に出て同時優勝、親子で全日本優勝。それが目標です。全日本同時優勝というのだけ目標が達成されていなかったので、今回は「絶対に親子で優勝」を目指していました。
親子共々調子がよかったので、2人で優勝できるかなぁ、と思っていました。しかし、試合10日前に父が練習中に足を怪我してしまい、試合に出ることが絶望的になりました。それを聞いてすごくショックでした。でも、父のためにも絶対に優勝してやる、と思いました。そして試合当日。この日も、すごく調子がよかったです。
今回の大会は、相手が小さく、試合前の稽古などで真銅先生から「膝蹴りを有効に使った方がいいぞ」と言われていたので、膝蹴りを有効に出したいと思いました。一回戦は、上段膝蹴りで一本勝ちをすることができました。二回戦では、中段回し蹴りで技ありをとり、勝利することができました。準決勝では打ち合いに勝ち、判定勝ちをすることができました。そして、決勝戦は世界大会を二連覇している選手だったので、厳しくなると思っていました。結果は、判定負けでした。自分の力は出し切ったと思います。でも、一番悔しかったのは、父のために優勝できなかったことです。来年の全日本大会では、親子で優勝したいと思います。
真銅先生をはじめ、一緒に練習をしてくれた皆様、ありがとうございました。

【001】  勝呂 一智 一級  <第9回極真祭入賞者レポート>
--  全日本壮年40歳以上重量級 第4位  --
    2006.11.30

9月14〜15日の2日間にわたって、京都府立体育館にて行われた第9回極真祭において、全日本壮年40歳以上重量級 第4位を納めた勝呂 一智 一級。勝呂選手にとっては全日本初入賞となります。
以下、勝呂 一級からのコメントです。


勝呂 一智 一級PHOTO

押忍。先日の極真祭での皆様の応援、本当にありがとうございました。
自分は、空手を初めて5年半になりますが、初めは壮年全日本大会に出場するだけでも夢のようでした。
今回、自分は3回目の出場でしたが『三度目の正直』で何か持って帰らなければ! という気持ちで挑み、なんとか4位入賞が出来ました。その日は『入賞できただけでも上出来!』と思っていましたが、日がたつにつれ『まだ行けたんじゃないか?』と悔しさがこみ上げて来ています。試合に関しても、まだ自分の組手がどういうものなのか模索中でありまして、もっと冷静に試合運びが出来たらと反省ばかりです。
今回40歳以上重量級で優勝した前澤先輩(三軒茶屋)にも『一緒に決勝まで行くぞ!』と激をいれてもらったのですが、実現できなくてすいませんでした。是非ともこの次は前澤先輩、そして今回は残念ながら怪我で出場を断念なされた去年のチャンピオン、小林鉄馬先輩(昭島)、軽量級の畑山先輩(昭島)と共に優勝目指して頑張りますので、宜しくお願いします!
最後に、昭島道場の真銅先生をはじめ、先輩・後輩の皆様、そしてわざわざ京都まで応援にきてくれた皆さん、本当にありがとうございました。押忍!

© Kyokushin-kaikan Akishima Dojo, 2006 - 2008