最近少年部の審査申込書を配布しています。
申込書をもらった人 → 審査あり
申込書をもらえなかった人 → 審査なし
と、なるわけですが、毎回のことながら悩むところです。
①稽古態度(返事、あいさつ、気合を含む)、②基本、移動、型、③組手の実力
を中心に空手歴や出席日数、学年、なども考慮しながら少年クラスを担当している指導員3人で意見を交換しながら決めていきます。
そこで上達のためのポイントをひとつご紹介します。
子供たちによく言う話で
「どんな事でもいいから、同じ帯の中で1番になりなさい」
組手の強さが1番というのが理想ですが、声の大きさ、稽古態度、型、サポーター装着などの準備の早さ、1つの技のうまさ(前蹴上げが高くあがるなど)、ジッと正座している事などなど・・・
何でもいいので、まずは自分の得意なことで1番をめざしましょう。
もうひとつは
「下の帯の子には何ひとつ負けないようにしましょう」
これは上記のことなどあらゆることで、下の帯の子には負けないようにすることです。
上の帯の子を目標にしつつも、まずは自分と同じ帯で1つだけ1番、そして下の帯には何も負けない。このことを日々心掛けていれば自然と実力は上がっていくと思います。
オレンジ帯を例にすれば、下は白帯しかいないので、比較的簡単です。
そして同じオレンジ帯の中で何か1番を目指して日々稽古をする。
これをコツコツと続けて上の帯に上がっていくワケです。
しかしなかなかうまくいかないのが現実ですが・・・。
余談ですがトントン拍子に帯が上がる人より、時間をかけて上がった人の方が上の帯になってからのたくましさが違うような気がします。
あくまでも個人的な意見ですが・・・。
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