こころ わざ からだ

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「心技体」(しんぎたい)

よく武道の世界などで言われている言葉です。

 

道場で空手の稽古をしている時に、突き方、蹴り方などをとにかく練習することに燃えている人もたくさんいます。

もちろん戦いで負けない強さを身に付けることを追求するのは当たり前のことです。

しかし「心」を鍛えるぞ!という思いをあまり考えないで稽古する人も多い気がします。

自分よりはるかに強い人と稽古の中で組手などをするのは誰でも怖いものです。

 

その時に、この怖いと思う気持ちに打ち勝つぞ!と考えながら稽古するのと、なんとかやられないで済ませる方法はないか?と考えて稽古するのは大きな違いがあります。

10回戦って、1回も勝てないような実力差のある相手など、星の数ほどいます。

球技だとしたら毎回10-0で負けてしまうような相手だとします。

これをなんとかして10-1にしてやろう、10-2にしてやろうという、向かっていく気持ちに切り替えて稽古に望むことが大切だと思います。

どんなに強い人でも最初から強かったわけではありません。

(最初から強ければむしろ空手道場になど入門しようとは思わないでしょう)

最初は弱い自分を認めて(相手が怖い、稽古がきつい等)それを必ず克服するんだという思いを持つことが進歩の大前提だと思います。

10-0だから自分には無理だ、とか、せめて10-10だったら戦うのになぁとなどと思わないことです。

まずは10-1からなんとかしようと思い続ければ、数年先には10-11で逆転してたりするものです。

何をどう考えて稽古に望むか?これはかなり重要です。(精神的にも技術的にも)

 

ごくごく簡単に一部だけブログに載せてみましたが、残りの「技」「体」の話や、初めてプールに入っていきなり泳げる人などいない。など、今週は少年クラスでこんな話をしています。

 

でもプールの話などで例えると

「僕は浮き輪なしで〇〇メートル泳げる~」とか

「明日プール行く~」とか・・・。

そういうことを言いたいのではないのですが・・・。

 

大きくなったら、わかってくれると信じてます。

 

 

 

 

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