この大会は自分にとっても思い出深い大会でした。
結果から先に書きますと、前回に続いて城西支部の選手が圧倒的な強さで優勝しました。(15回とは別の選手です)しかも初出場、初優勝、最年少優勝記録だったと記憶しております。
しかし、思い出深いのは試合の内容ではありません。
子供の頃から憧れていた、極真の創始者である大山倍達総裁を初めて生で見られた事です。
会場の本部席を見ると、そこには、「生」大山総裁が!
そこで当時アホな事に、自分は本部席の目の前を通り大山総裁の目の前に立ち、大会のパンフレットの大山総裁の写真の所に「サインください」と、お願いしてしまいました。
サインをもらう事自体は悪くはないのですが、今度、全日本の会場に行かれた時にでも想像してもらえればわかりますが、本部席の目の前を通っていきなりサインをもらいに行くのは、かなり失礼というか、何を考えてんだ?的な感じです。
しかし大山総裁は嫌な顔ひとつしながら(笑)サインをしてくれました。
そしてさらに、何も言わずにいきなり右手を出して握手してもらいました。(嫌な顔ふたつ目をしたのは言うまでもありません)
でも当時空手少年だった自分にとっては、夢のような出来事だったので、うれしくて、うれしくて仕方ありませんでした。
この時のパンフレットと16回大会のポスターは今でも大切に持っています。
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