選手寿命が長いと言えば、やはりこの人、矢沢永吉をこよなく愛す、市村選手です。
現在、城西下北沢支部の支部長を勤めながら選手としても常に日本のトップクラスで戦いつづけています。
以前に書いた城西支部、山田門下が活躍し始めた頃から選手として試合に出場していたと記憶しています。4年に一度の世界大会にも連続数回出場するなど、まさに驚異の活躍です。
自分が聞いた噂話で、過去にはKー1に参戦しているグラウベフェイトーザ選手と対戦し、顔面に受けた膝蹴りで口の中がズタズタに切れた夜に、あえてカレーを食べに行った話や、対戦相手の大腿骨(ふとももの骨ですよ!)を折った話などを聞いたことがあります。ちなみに大腿骨の骨折というのは、長いこと、この世界にいますが、この話以外で聞いたことがありません。
また自分よりもはるかに若い選手にも敬語で話す紳士的な方ですが、敬語でしゃべってこれだけ怖い人も見たことがありません。(失礼しました)
長く大会に出続けるだけでも大変ですし、常に日本のトップであり続けるのはほぼ不可能に近いと思います。
パンフレットによると43歳との事ですが、選手寿命、最高年齢、過去の実績、その全てを総合すると極真の歴史上、後にも先にもこんなにすごい選手は二度と現れないのではないでしょうか?
古くからの極真ファンの中でも、市村選手の姿が全日本で見られる事がうれしい人もたくさんいると思います。
次回はBブロックです。
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