秋季関東大会も終わり2009年の試合はすべて終了しました。
試合に挑戦したみなさん、お疲れ様でした。
これでしばらく試合の予定はありません。(年明け急に試合が決まる可能性もありますが、現時点では決まっていないので)
こういう試合のない時期が一番大切です。
例えて言うと、刀で切りあうのが試合だとします。
試合前の時期は相手の切り方や相手が切ってきた時の対処法(受け)など実戦的な動きを集中して稽古しないと、当日戦いになりません。
しかし、試合が始まり、相手に切りかかったのに刀の刃がボロくて切れなかったら、これもまた話になりません。
刀の刃をしっかりと砥いでおく事が大切です。
ではいつ刃を砥いでおくか?
それが試合のない、この時期です。
逆に試合の直前まで刃を砥いでいても、使い方がわからなければ、勝てるはずがありません。
秋から支部内交流、ビギナーズカップ、全日本大会、関東大会と、試合が続きました。
それぞれ個性や個別の敗因はありますが、全体に共通して言えるのが、ひとつひとつの技の完成度に改善すべき点を感じました。
特に少年部は構え方から、基本的な突き、蹴り、受けを一度練習し直した方が良いと感じました。
(これは指導側の責任です)
フォーム(動き)は体へのクセ付けですので、練習でできるようになっても、試合などでは元に戻ってしまう事がよくあります。
ですので完全に正しい技を身につけるには、かなりの量の反復練習が必要です。(空手を1年ぐらい続けた人が身につけたフォームを直すのは、同じく1年ぐらいかかると思います)
今回、少し試合の間が空くので、審査が終わった来週あたりから、本格的に技作りに取り組みたいと思います。
自分的にはこの時期を待っていました。
この1~2年は、支部内交流試合以外であまり成績がよくなかったので、来年以降に勝利の山を築くべく、今から作戦を練っています(笑)
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