昭島道場史2

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前回は火事の現場に実は遭遇した。

というところまで書きました。

 

当時自分は休みの日に釣りに行く事が趣味で、早朝(夜中)いつものように釣りに出かけました。

出発してすぐに五日市街道を消防車が数台サイレンを鳴らして走っていきました。

「ん?火事か?」と、野次馬根性丸出しの自分は消防車を追いかける事にしました。

しかし、緊急走行している消防車は早いので見失ってしまいました。

まぁいいや。と思いながら道なりに16号方向に進んで行くと、前方にすごい数の消防車の赤色灯とオレンジ色に光る空が見えました。

お、ここが火事の現場か。ずいぶんうちの道場(当時の拝島道場)に近いな。と思いながら現場の周辺まで行きました。

しかし現場の周辺は通行止めになっていて入る事ができません。

そこで離れた所に車を停めて16号にある歩道橋の上から眺めてみました。

そこから見た感じではピンポイントで道場のある場所から、火柱が上がっているようにみえました。

しかもその火柱が5~6階建てのマンションの倍の高さ位に上がっています。

「これはまずい」と思い、急いで道場へ向かったところ火は道場の裏から出ていました。

「あぁ良かった」と一安心していたのですが、今度は道場入り口のシャッターの前に消防隊員がきました。

良く見るとシャッターの隙間から煙が・・・。

この時でもまだ「あくまでも火事は道場の裏で起きていて道場は無事だ」と思っていました。

すると消防隊がいきなりシャッターを工具で壊そうとしました。

おいおい何をするんだい?と思った自分は「鍵開けましょうか?」と聞き、隊員が「お願いします」と言ったので、シャッターを開けました。

シャッターを開けるとまず階段があり、そこを上がった2階が道場なので、隊員が2階に上がり道場の窓から裏のマンションへ放水するのかと思っていた自分は次の瞬間、目を疑いました。

 

シャッターが開いた瞬間いきなり2階に向かって放水を始めたのです。消防の放水を見た事がある人ならわかると思いますが、それはもうすごい勢いの放水です。

この時点になってもまだ「道場は燃えていない」と信じていた自分は

「あ~ぁ、これじゃ水浸しになっちゃうなぁ・・・消防隊も少しは遠慮してくれよ。」と考えていました。

 

そして鎮火するまでかなりの時間が経ち、ようやく鎮火した後、2階の道場に入って愕然としました・・・。

 

つづく

 

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